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悲観そして希望 [日常]

何日か前の新聞の相談コーナーに子どもの病気についての悩みが載せられていました。

症状を読んでおそらく「彼」と同じ病気だろう、と思いました。紙面では命に別状はないけれど、生涯治らない病気で、将来手術が必要かもしれない、と書かれているので、今ひとつ深刻度が伝わらないかもしれません。が、書かれていなかった症状に「激痛」があります。体調を崩したり疲労をためたりすると出る症状で、いつ出るかはわかりません。また、病気が進行するとどうなるかも知っています。普通の人なら(特に日本のような社会状況では)このお母さんのように悲観的になってしまっても無理はないです。

改めて「彼」と彼のお母さんのことを思います。私は彼の作品やステージが好きで楽しんでいる訳ですが、芸能活動が彼の健康に良くないことは明らかなので、時としてかなり複雑な気分になります。活動を続けて欲しいという願いと、体を壊してまでして欲しくないという願い。我ながらずるいと思いますが、無理をしない範囲で続けてくれれば、と祈るばかりです。そして彼のお母さんは苦しい思いも一杯あるでしょうに、息子を温かく見守り続けています。

健康の他にも、社会の違いから生じる困難にも直面しています。日本で当たり前のように保障されたり通用することが向こうではそうではないのです。信頼できる人々に支えられていることも大きいのでしょうが、彼の精神力には時々圧倒されます。そして、そんな彼の在り方が同じ病いを抱える人々に希望を与えてもいるのです。


…ということで、分かる人には分かる話でした。
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